実務修習とは?



実務修習は、鑑定士試験合格者が不動産鑑定士として登録するために必要な、研修のようなものです。
不動産鑑定士の勉強法にも書いていますが、おおまかに概要を記載します。

実務修習の概要


①講義②基本演習③実地演習の3つからなる。

実地演習の期間を1年~3年で選べ、それぞれ○年コースという具合になる。
1年コースは原則実務経験者か集中して取り組める人向けといった説明を受ける。がそんなものはムシしても大丈夫。

講義の時に全員集まるため、そこで誰が何年コースかなどわかるが、だいたい1年コースと2年コースが半々くらいで、3年コースはほとんどいない。

なお、実地演習は、指導鑑定士を決めなければならないため、鑑定機関や、社内やグループ内に鑑定部署があるような不動産業者やデベロッパー、信託銀行以外では、転職するか大学(明海大学・日本大学の2大学のみ)や大島鑑定事務所(修習専門のコース有り)のような事務所を利用する必要がある。 


①講義

座学。1年目に行う。

前半(12月)と後半(6月)があり、それぞれ平日5日間連続・要は1週間丸つぶれ。(2011年から3日間へ短縮)
理解のある職場でないと参加すらできない。 

修習生全員が東京に集まって実施される。

確認テストが何回か行われ、すべてOKなら合格。落ちても追試。それも落とせばまた来年だが、まず落ちない。


②基本演習

ほぼ座学。1年目に行う。

3月、5月、8月の3回実施される。
それぞれ、木~土の3日間ずつ。(2011年から2回・2日間へ短縮された。)
これも、理解のある職場でないと、参加すらできない。

鑑定評価報告書の流れや書き方を、題材を基に学ぶという趣旨。そのため、細かい調査までは不要で、鑑定士試験の演習問題を発展させたようなモノとなっている。


③実地演習

物件調査報告書を土地と建物1つずつ提出する。
物件調査の仕方を学ぶという趣旨だが、現地と役所に行って確認するだけなので、早ければ1日で終わる。

その後、23件の鑑定評価報告書を(名目上)作成する。(2011年からは22件に減少)

が、実際の評価報告書を提出するのは3件だけ。(2011年からは4件に増加)
それ以外は、内訳書(≒報告書の要約書)を提出すれば良い。
(あまりにひどいと、報告書を出せと協会から言われ、再提出となるが、これもあまりない。)

なお、非認定を受けた場合でも、次回提出時に再提出すれば良いとのこと。つまり、最終の提出回以外は、失敗してもまだ取り返しが可能とのこと。(非認定の場合は協会に要確認)


詳しくは協会の案内や郵送される「実務修習受講の手引き」ご覧ください。


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